教員紹介

国際文化学部教員コラム vol.161

2016.07.15 比較文化学科 安井 聖

大学礼拝に出席した学生たちの感想

 関東学院大学ではそれぞれのキャンパスで毎週大学礼拝を行なっています。一年間で礼拝に出席する学生の数は、延べで6000~7000人います。この大学に関係のある牧師、近隣の教会の牧師、外国からの宣教師、キリスト者である関東学院大学の卒業生と、いろいろな方が礼拝で聖書の話をしてくださいます。また年に4、5回はゴスペルシンガーをお招きして、音楽礼拝を行なっています。
 
 この3月に大学宗教教育センターから『関東学院大学礼拝感想文集 第1号』(非売品)が発行されました。礼拝後に学生がアンケートに書いた感想文をまとめた小冊子です。これを読むと、この大学に入学して初めて礼拝に出席した学生たちが、礼拝の雰囲気や聖書の話に感動している素朴な言葉に触れることができます。
 
写真1(400)
 
学生たちの感想(抜粋)
・まず何と言ってもパイプオルガンの素晴らしい音色に驚かされるばかりであった。本当にきれいな音色で感動した。ものの考え方を変えるだけで人生をより良いものにしていけるのではないかという希望をいただくことができ、大変嬉しく思う。
・最近、就職活動がうまくいかず、悩みの中にありましたが、お話を聞いて、1人1人が大切な存在であるとのお言葉を頂き、心がとても楽になりました。ありがとうございました。
・仏教徒なので、あまり神を信じる習慣はないけれど、今日聞いた話のように「今歩む道は神の導いた道」と思うと、少し希望が持てたり、安心するような気がして、キリスト教の信者と神との間の信頼関係や愛の深さなどが理解できるような気がした。
・思い煩う時は自分の中で考えがグルグルと回り、抜け出せなくなります。しかし、自分だけで解決しようとするのではなく、神様の存在や神様の愛を思い出すことで、悩みが少しずつ解決していくのだと思いました。私たちは何よりも、神様に愛されているのだと感じました。
 
写真2(400)
 
 学生たちにとって礼拝に出席して与えられた感動は、ささやかなものだと思います。でも礼拝で心動かされた経験が学生たちの心に残り、辛く苦しい時に、このわたしを神が愛していてくださるのだと思い起こして、どんな時にも希望を持って歩んでいってほしい、心からそう願っています。
 
 
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