学部案内
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学部長からのメッセージ

文化は、集団ごとに存在します。つまり、あらゆる集団がそれぞれの文化を持っているのです。国際文化学部では、文化を多面的・多角的に考察できるよう、言語、文学、歴史、思想、文化人類学など、様々な専門領域の教員による授業が用意されています。なかでも、英語文化学科では国際共通語としての英語や英語圏の文化を中心に、比較文化学科では日本を基軸としてアジアや欧米の文化や言語を中心に学びます。そうした学修を通じて、自分たちとは異なる文化的背景をもつ相手が何を考え、何を大切にしているかを理解し、相手に共感した上で共に生きていこうとする態度や姿勢を身につけていきます。

国際文化学部で学ぶ学生たちには、思い込みやステレオタイプにとらわれずに物事を判断できる人に成長してほしいと願っています。例えば、「アメリカ人はフランクだ」、「スペイン人は陽気だ」などといわれたりしますが、本当にそうなのでしょうか? 大学生を対象とした研究では、日本人は初対面の相手に年齢や出身地を尋ねることが多いのに対して、アメリカ人はそうしたことをあまり話題にしないことが報告されています。また、こうした文化も相対的なものであり、何を好み、大切にするのかは個々人で異なります。

国際文化を考察する際には、決めつけないこと、柔軟に受け止めることが重要です。それぞれの教員が授業で語ることも一つの視点。より多くの視点や物事の考え方に触れることが、より学びを深めることにつながります。幅広い知識や考え方を身につけた上で、その背景に思いを巡らせるとともに、ときに学びの現場へと足を運び、肌で実感しましょう。国際文化学部には、海外研修はもちろん授業や課外活動で異文化と接するチャンスがたくさんあります。

高度情報化が進むなか、表面的な知識、字面だけの翻訳であれば、コンピュータで事足りるかもしれません。ですが、本当に分かり合うには、相手の文化的背景を理解し、その文脈や意図にまで思いを巡らせることが必要です。そういうことができる人こそ、AIが発達するグローバル社会で求められているのです。

国際文化学部 学部長

吉田広毅 教授

奈良県生まれ。専門は協調学習、自律的学習、動機付け理論を基にした英語科教育。国際基督教大学大学院教育学研究科を修了後、2017年に関東学院大学に着任。主な著書に『Development and Validation of the Online Cooperative Learning Anxiety Scale』2014、『教員養成課程における高次能力学習型反転学習による授業設計力育成に関する研究』2015、『小中一貫教育の観点に基づく教育課程編成の意義―英語教育に焦点を当てて―』2016など。

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