国際交流だより vol.8
2019.11.25 英語文化学科4年 河野 紗矢花
私は語学派遣留学を利用してカナダのサスカチュワン大学のランゲージセンターに通い、カナダ人の家にホームステイをしました。カナダは多様性を尊重していることから色々な国の人がいて色々な国の文化が学べるとともに、古いレンガ造りの建物が並んでいて街並みが可愛いと思いカナダを選びました。
実際に留学に行ってみるとカナダの多様性にとても惹かれました。色々な国の人が町にも学校にもいるので、色々な国の友達が出来ました。それによってお互いの言語を教えあったり自分の国の写真をみせあったりしました。こうしたことは、留学をしないと出来ない経験だと思います。夏には様々な国のブースが大集結したフェスティバルが開かれ、色々な国の料理や歌、芸を楽しみました。フェスティバルは、日本の祭りのように落ち着いた雰囲気ではなく、サーカスのようで、両国のお祭りの違いを比較することが出来ました。
私のホストファミリーは学校が休みの日には車でどこかに連れていってくれました。ある時には、ホストファミリーの友達の結婚式にいきなり連れていってくれました。私は突然、結婚式に参加していいのか不安になりました。しかし、マザーが「たくさん色んな人と喋って友達になるチャンスね」と、背中を押してくれたお蔭で、結婚式を楽しむことが出来ました。その後も夜にスーパーに買い出しについて行ったり、ホストファミリーの友達の家にいったり、暖かい日にBBQをしたりと家族の一人として迎え入れてくれました。
私が出会ったカナダ人の家族はみんなお祝いの日には家族で食卓を囲み、ご飯を食べ、映画を一緒に見て、家族との時間をとても大事にしていて素敵でした。
私はカナダに5か月間留学して英語がとても上達したと思います。留学に行った当初は「誕生日はいつですか?」などの簡単な質問にさえとまどいましたが、留学が終わる頃には先生や友達との会話を理解して楽しむことが出来るようになりました。
私はこの留学を通して、他の国にも日本が好きな人が多い事を知ることができました。そのため、もっと自分自身が日本を知って他の国の人に日本を好きになってもらい、色々国の人と日本を通じて繋がりたいと思いました。