教員紹介

菅野 恵美

担当科目

中国史、文化史論2、外国史1、中国理解 他

氏 名 菅野 恵美 (カンノ エミ)
所 属 国際文化学部比較文化学科
専門分野 中国古代史、漢代墓葬装飾
最終学歴 学習院大学人文科学研究科史学専攻博士後期課程修了 博士(史学)
研究テーマ 中国古代の墓葬装飾研究、中国古代の出土資料研究
中国古代の歴史地理研究、中国の環境問題
主要業績 単著『中国漢代墓葬装飾の地域的研究』勉誠出版社、2012年2月
論文「黄河下流域における交通と図像の流通について」『東アジア海文明の歴史と環境』、2013年3月
論文「『七女為父報仇』図について-黄河下流域、特に斉地域と女性を中心に」『中国漢代墓葬装飾の地域的研究』、2012年2月
論文「墓葬装飾における祥瑞図の展開」『東洋文化研究』第10号、2008年3月
論文「樹木画像の伝播と変容」『中国史研究』第48輯別冊、韓国、2007年6月
メッセージ  大学の四年間はこれまでの自分の社会の枠を超え、異なる環境で育った人、世代の異なる人との交流を広げ、好奇心の赴くままに知識を貪欲に身に着ける貴重な時間です。ゼミの活動は大学生活での主軸となりますので、積極的に参加し、他者との対話・議論を重ねていってください。皆さんが異なる意見に出会った時、その意見の背景を知ることが他者理解では重要になってきます。これが異なる文化背景のある人々となると、更に言語への理解、歴史や文化への理解が必要になります。また更に、自分の見解を理解してもらうために、自己の文化的背景を説明するための知識も必要になります。このような他者理解への努力と自己の立場を説明することは、集団と情報が活発に交流し衝突して行く現代において、益々必要とされて行きます。
 私のゼミでは、中国の文化と歴史を主に学びます。中国では東アジアにおいて最も早期に王朝が形成されました。なぜかというと、多様な地形・気候・生態環境に恵まれた中国では、多様な集団が生まれ、交流・衝突するという条件があったため、それらをまとめるための様々な制度・文化を生み出す必要性があったからです。新たな集団・文化との出会いは摩擦や衝突も生みますが、理解し尊重し、新たな高次のルールや規範を創造することが可能です。そのことを歴史は明確に証明しています。
 大学では知識を掘り下げるための技術や考え方を学んでゆきますが、実践するのは自分自身です。是非とも好奇心と知識の手ごたえを得てほしいと思います。学ぶ力は生涯に渡って必要とされ、これからも成長させることが可能です。
ゼミナール  ゼミナールでは中国の歴史と文化を扱います。
卒論完成を目指して、中国に興味のある学生を歓迎します!
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