教員紹介

小滝 陽

担当科目

アメリカ史, アメリカの文化と社会, アメリカ研究入門、テキストを読む4、地域言語特論(英語)1、ゼミナール 他

氏 名 小滝 陽 (コタキ ヨウ)
所 属 国際文化学部比較文化学科
専門分野 歴史学、アメリカ研究
最終学歴 一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学 博士
研究テーマ 20世紀アメリカ合衆国の歴史、戦争・難民と社会福祉
主要業績 ・“Not “Lady” but “Worker”: Changing Role of American National Red Cross Hospital Volunteers after World War II.” Journal of American and Canadian Studies 35. March, 2018.
・「冷戦期アメリカ軍の軍人家族保護政策」『歴史評論』第780号(2015年)
・「米国の軍事大国化と退役軍人福利政策 1943-1952年―朝鮮戦争下における『復員兵援護法』の継続と変質―」『歴史学研究』第904号(2013年)
・「アメリカ合衆国の戦争と障害者の就労―20世紀中葉における連邦政府のリハビリ政策―」『西洋史学』第243号(2011年)
メッセージ 大学を含む学問の場で重要なことの一つは、自分と他者の関係を考え抜くことです。ある問題をめぐって意見を交わす場合、互いの考えのどこが同じで、どこが違うのかを見極めねばなりません。曖昧に「空気」を読み、無言で周囲に合わせる能力は、学問の場では、無益です。同時に、予断や偏見を声高に叫んで、小さく発された、聞き取りにくい他者の言葉をかき消してしまうことが無いように、自戒する必要もあります。
ゼミやサークル、その他の活動を通して、人と関わり、意見を交換することは、時として、自分と他者の間の断絶や境界線を鮮明にするかもしれません。しかし、あまり恐れないでほしいと思います。「私」は何を考えているのか。それは、いつ、どこで、何から/誰から、どんな影響を受けて出来上がった考えなのか。他者は、なぜ私と違う/同じ考えを持つに至ったのか。どうすれば、立場や考え方の異なる者同士の対話が成り立つか。こうした問いを抱いて過ごす大学時代は、世界の見方を変える貴重な時間になると思います。
ゼミナール 主にアメリカ合衆国の歴史と現在に関するテキストを読みます。「アメリカ」という、複雑で多面的な他者と(時には英語のテキストも使って)対話したい人は、どうぞ。
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