グローバル化が進展する21世紀において比較文化学科は、日本を含むアジアや欧米諸国の言語・文化・歴史・生活について学び、多様性、複文化・複言語主義、異文化コミュニケーションの理解と実践ができる「社会人」を育成します。
また、留学や就職に必要な各種資格試験にも対応できる外国語の運用力を身につけます。
東アジア文化論 | 比較宗教学特殊講義 | 映像文化論 |
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長い交流の歴史を持つ東アジアでは、戦争と植民地の問題が現在にも影響を及ぼしています。本授業は、中国、日本、朝鮮半島の歴史文化・政治制度について、伝統中国の支配、倭寇と鎖国、植民地文学、伝統と近代、独裁と民主化、社会主義国家などの問題を通して、歴史的観点から東アジアの「今」を考察します。 | 横浜・鎌倉周辺にも宗教文化にとって重要な意味を持つ聖なる場所が点在し、それらの場所を訪れる人が後を絶遅ません。この授業では、「聖地巡礼」という視点で宗教文化を比較し、「聖」と「俗」とを分けるものは何かを考えることになります。新しい展開としての「アニメの聖地巡礼」も考察の対象としています。 | 映像と音響を用いて、観客の視覚と聴覚に同時に訴えながらひとつのストーリーを描いていく映画。この授業では、観客が、メインのストーリーを追いかけながらも、その周りにある、普通に観ていると記憶にとどめずに済ませてしまうところに着目し、それを「映画ならではの仕掛け」として紐解きます。 |