国際交流だより vol.1
2019.07.24 比較文化学科4年 佐藤 弥妃乃
私は今年の夏から8ヶ月間、日本語パートナーズという事業のもとインドネシアに行くことになりました。日本語パートナーズは、アジアの中学校や高校などの日本語教師(日本人ではない)や生徒のパートナーとして、授業のアシスタントや、日本文化の紹介を行います。専門的な知識は必要なくても、応募要件に当てはまれば誰でも応募できます。この日本語パートナーズを知ったのは日本語養成課程を担当している伊藤健人先生の紹介からでした。
私が応募した回の募集場所はタイ、インドネシア、ミャンマー、ラオスの4カ国でそれぞれ派遣される時期、期間などが異なりました。私は1年間までなら休学してもいいと思っていたのでその1年間の中に収まるタイ、インドネシア、ミャンマーを希望しました。
紹介された時点で締切まであと10日程しかなくこの短い期間で来年1年のことを決めるのは大変な事でしたが、海外の人と関わる仕事がしたいとずっと思い続けていた私にはまたと無いチャンスだったので迷う暇もなくゼミ担当の伊東先生に海外に行きたい!と伝えに行きました。第1次選考には応募用紙一式、推薦状、在学証明書が必要なのですが、伊東先生には海外行きたい!の一言ですぐ推薦状を書いていただきました。
応募用紙にはA4全面に自己PR を書く欄があり、私は小さい頃から習ってきたダンスを活かしてよさこいが教えられること、和太鼓、着付けができること、なにより日本が大好きで他の国の人にも日本を大好きになって欲しいことを書きました。
必要書類を送ってから10日後、1次選考を通過し、面接を受けられることが決まりました。面接までは1ヶ月ほど時間がありましたが、今まで面接を経験したことの無い私には緊張の1ヶ月間でした。予想問答集を作り、伊東先生やゼミの仲間に練習に付き合ってもらい、ついに当日を迎えました。面接時、最後に英語の質問があるのですが、あなたの特技のダンスについて教えてください。との質問に緊張しすぎてI like dance !しか言えず、、、(笑)ダメだったかもしれない(焦)と思いましたが無事内定通知を頂きました。
今後は1ヶ月間の事前研修を受け、インドネシアへの現地派遣に備えます。初めての長期海外に緊張する部分もありますが新しい出会いや経験が待っていることに、実際に現場に入って日本語教員がどんな仕事か体感出来ることにとてもわくわくしています。
もしも、日本を世界に伝えたい!と思うような人がいるならぜひ挑戦してみてください!
(学年については2018年当時 『比較文化学科通信vol.27』より抜粋)