国際交流だより vol.15
2022.02.01 英語文化学科 児玉 晃二
国際文化学部の専門科目3群「多文化交流セミナー」の授業で、アメリカのカンザス大学で日本文化について学んでいる学生にオンラインでのインタビュー調査を実施しました。この授業は、自分たちとは異なる文化背景を持つ方を理解し、交流する方法として、インタビュー調査やアンケート調査等の研究スキルを学ぶことを目的としています。今回参加した学生グループは2組。インタビュー対象となったアメリカの学生に対して、日本文化に興味を持ったきっかけや日米の生活習慣や文化の違いなど、自分たちで用意した質問をして調査していました。アメリカの学生の1人は「コロナ禍で日本語力が少し落ちたかも…」と話していたそうですが、コロナ禍は世界中の国際交流を望む学生に大きな影響を与えているようです。ただ、カンザスと日本の時差は15時間もあるにもかかわらず、パソコン1台で海外の学生と簡単にやり取りができるというのも、コロナ禍でオンライン化が進んだからこそ可能となった交流と言えます。国際文化学部では今後もコロナ禍でも可能な国際交流を積極的に行っていく予定です。