2025.10.04. イベント

国際文化学部創立10周年記念シンポジウムを開催します

国際文化学部が創立10周年を迎えるにあたり、以下のとおり記念シンポジウムを開催します。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。

概要:
近代以降、日本と世界の窓口として人の流れと国際交流の結び目になってきた横浜という街には、歴史と文化が幾層にも重なり、人びとの物語が交差しています。この地とともに歴史を刻んできた関東学院大学、その国際文化学部は、多文化化と価値観の多様化が進む現在において地域社会が直面する課題を探りながら、多文化共生社会の担い手を育成すべく教育・研究を行ってきました。
2015年に前身の文学部から改組される形で出発して今年で10年。2026年度に更なる刷新を行う本学部は、これからも歴史と文化をぶれない学びの軸としつつ、多文化社会への参画と社会支援の方法についての教育を充実させて、国際社会と地域社会に貢献したいと考えています。
国際文化学部創立10周年シンポジウムでは、横浜に造詣の深い3名の講師を迎えて、多面体のように異なる相を持ち、過去から現在へと変わり続けてきた都市の物語を語ってもらいます。のどかな海辺の村( 「横の浜」)から、外国の文化を吸収し、多様なルーツを持つ人びとが暮らす、港湾都市「YOKOHAMA」へと変身したその場所は、多文化共生が孕むさまざまな課題を歴史的に背負った「生」の現場でもあります。一様ではない「共生」の内実が問われる今だからこそ、歴史的な葛藤と先人たちの知恵に満ちた、横浜の物語に耳を傾けましょう。

プログラム:

 1.髙井 啓介(関東学院大学教授) 「校訓『人になれ奉仕せよ』 の実践としてー横浜における多文化共生の意義」

 2.八木澤 高明(ノンフィクション作家) 「娼婦たちからみた横浜ー黄金町で出会った娼婦たちの物語」

 3.内海 孝(東京外国語大学名誉教授) 「砂利と生糸の近代史ー眼に見えない意味を拓いて」

日  時: 2025年11月8日(水)開場15:00 開演17:00(開場14:30)

場  所: 関東学院大学関内キャンパス901教室

申込方法: 添付チラシのQRコードからお申し込みください。

問合先:関東学院大学学部庶務課(国際文化学部、社会学部、経済学部)
e-mail: gakusho11@kanto-gakuin.ac.jp TEL:045-786-7056(平日9:00-16:00)