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Culture Course
英語文化コース
国際交流を通じて確かな英語力とグローバル・シティズンシップを
英語文化コースでは、実践を重視した授業や学内外で開催されるさまざまな国際交流活動を通じて、英語を用いて主体的に発信できるコミュニケーション能力を培うとともに、英語圏の人々や社会、文化、ことばへの理解を深めていくことで、優れた国際感覚を身につけた、グローバル社会の一員として活躍できる人材を育てます。 英語圏への留学や英語を生かしたキャリアを希望する学生のサポートも充実しており、また英語科教職課程を設置して、中学校・高等学校の英語科教員をめざす人のために、英語教育法と英語指導法を実践的に学ぶ科目も用意しています。

学びの流れ
国際語としての英語力、英語学や英米文学などの英語文化に関する知識を得て、生きた文化としての英語を学びます。
それによってコミュニケーション力はもちろん、英語に関する深い教養も備えた国際的な人間の育成を目指します。

コースの特徴
1. 英語で文化を学び世界とつながる「Global Awareness Program(GAP/選抜制)」
英語を用いてグローバル社会のさまざまな問題について学び、留学をはじめとする国内外の研修を通じて、地球規模の課題の解決に取り組みます。「Basic English Seminar」や「English Seminar」などの特別な授業を受講でき、卒業に必要な単位の60%以上を英語による授業で修得できます。また、留学に際して、最大15 名に留学奨学金を支給します。
2. グローバル演習Ⅰ・Ⅱ(English Camp)を通じて国内で留学体験!
Students camp with native speakers and use English only, 24 hours a day, for 3 days in summer. In the Spring Semester class, students prepare for contests of speech and drama.(夏休みの3日間、24時間英語漬けのキャンプを行うプログラムです。春学期を通じて準備した成果をコンテスト形式で発表します。)
PICK UP 科目
英語文化コースの特徴的な科目を紹介します。
グローバル演習 III・IV (海外研修)
フィリピンのイロイロ市を訪れ、現地でのごみ問題や貧困問題について、実体験を通じて学びます。さらに、日本文化を現地の学生に紹介することで、自国の文化を見つめ直す貴重な機会にもなります。日本とフィリピンの関係性について、これまで気づかなかった視点や新たな発見を得ることができ、英語を用いてフィリピンの学生と直接交流するため、実践的な国際交流を体験でき、これまでに培ってきた英語力を活かすことができます。
異文化コミュニケーション概論
日本国内にもさまざまな文化的背景を持つ人々が共に暮らしており、異なる文化を理解し、円滑にコミュニケーションを取る力がますます求められています。「文化とは何か」「言語はどのような役割を果たしているのか」「自分が正しいと信じてきた価値観は本当に普遍的なのか」を考えながら、事例研究をし異文化理解を深めていきます。異文化コミュニケーションの本質を学ぶことで、多様性を尊重し、相互理解を促進する力を育むことができます。
英語からみる日本語
「母から今日電話があった」という状況を、英語ではMy mother called today.(母が今日電話した)と単純に人の行為として表現できます。なぜ、英語はこのように表現できるのでしょうか。英語と比較することで見えてくる日本語の姿、それをこの授業で実感することで日本語の言語感覚も磨かれるはずです。

PICK UP ゼミナール
英語文化コースの特徴的なゼミナール(三年次から開始)を紹介します。
Pipeゼミ(第二言語習得)
Pipeゼミでは、語用論を通して英語の本質を学び、映画や会話を題材に、文脈や文化に根ざした本物の英語の理解力と応用力を養います。そのうえで、英語を使った議論やディベートを通じて、英語の多様な使い方についても学びます。
福圓ゼミ(イギリス文学)
福圓ゼミでは、シェイクスピアを始めとする劇作家の戯曲を読み、作品の文化的背景を学びます。昨年は英語圏の劇団員2名を招いて、英語劇のワークショップと公演を行い、演劇とはどんなものなのかを体感しました。
村岡ゼミ(英語圏文化)
村岡ゼミでは、英語で書かれた多様な一次資料の解釈や分析をすることを通してアメリカの歴史、文化、社会に関する理解を深めます。学生がそれぞれ関心のあるテーマを選び、仲間から刺激を受けながら研究を行っています。

資格/進路
資格
英語文化コースでは、所定の課程を修めれば以下の資格を取得することが可能です。
中学校教諭〔英語〕
高等学校教諭〔英語〕
司書
司書教諭
また英検やTOEIC、TOEFLをはじめ、各種語学の検定試験の受験対策なども行っています。それらにくわえて、就職支援センターでは、各種国家資格(旅行業務取扱管理者、宅地建物取引士など)、公的資格(日商簿記検定など)、民間資格(秘書技能検定、色彩検定など)の対策講座を受けることができます。詳しくはキャリアサポートのページをご覧ください。
主な進路・就職先
国際文化学部の卒業生は、言語・歴史・文化の幅広い分野の知識を身につけていることから、その就職先は、旅行・観光業、金融・保険業、専門商社、情報通信サービス、建設製造業、公務員など多岐にわたります。英語文化コースは、他学部に比べて中学・高校の教員(英語)を多く輩出していることが特徴となっています。
就職先は過去2年間の実績より抜粋。
企業名などは順不同です。
卒業後の主な進路
運輸・航空業
観光・サービス業
金融・証券・保険
商社
外資系企業、国際機関
総合建設業
情報処理・通信サービス
流通・小売・卸売業
医療福祉
サービス業
教員(中学・高校)
学習塾
国家・地方公務員
大学院進学
英語圏大学・大学院進学
など
主な就職先
全日本空輸(株)
(株)エイチ・アイ・エス
リゾートトラスト(株)
(株)横浜ロイヤルパークホテル
(株)セブン- イレブン・ジャパン
日本たばこ産業(株)
京浜急行電鉄(株)
ANA クラウンプラザホテル成田
(株)富士急ハイランド
(株)横浜銀行
日本郵便(株)
浜松市教育委員会
神奈川県警察本部
警視庁
座間市
川崎市教育委員会
など