2025.11.19. お知らせ社会連携

2025年度 春学期 社会連携活動レポート

三菱重工相模原ダイナボアーズ×国際文化学部【第1弾】
「クラブ・チームと地域社会のつながりを考える」
講師:竹花 耕太郎さん & 岩下 丈一郎さん

春学期に開講している「ホスピタリティ論」(担当:四條、学生:120名)では、授業の中でスポーツビジネスと地域連携の事例についても学んできます。

第6回の講義(6月12日実施)では、神奈川県を拠点とし地域連携に力を入れているラグビーのクラブチーム「三菱重工相模原ダイナボアーズ」から、ともに本学ラグビー部出身の竹花耕太郎(たけはな・こうたろう)さんと、岩下丈一郎(いわした・じょういちろう)さん*をゲストスピーカーにお招きし、プロスポーツの世界を知るための貴重なお話を伺いました。
*岩下さんは今期から「日野レッドドルフィンズ」に移籍し活躍中。
チームのマーケティングや広報を担当する竹花さんは、観客の動員数を増やすアイディアや、相模原の地域性を理解する重要性などについて、ご自身の経験をもとにお話しいただききました。竹花さんの「地域の人々、そしてサポーターと一緒にチームを育てる」という熱い思いに触れ、ラグビーそしてスポーツビジネスの魅力を知ったという学生も多くいました。

ダイナボアーズで選手として活躍してきた岩下さんには、プロ選手としてこれまでに様々な壁(所属チームの廃部や前十字靭帯損傷など)を乗り越えてきたご自身の経歴を踏まえ、プロとして目標・目的に向かって、ぶれずに努力を積み重ねるためのマインドセットをお話しいただきました。また、自身の努力だけではなく、家族など周囲のサポート、人と人との繋がりの大切さについても言及していただきました。さらに、進路に迷っているという学生からの質問では、「常に自分が最善であると思った道を進む」「どの道を選んでも、後悔しないくらいの努力をする」というメッセージをいただき、多くの学生たちの心に強く残りました。

三菱重工相模原ダイナボアーズ×国際文化学部【第2弾】
「スポーツビジネス・ワークショップ」
講師:竹花 耕太郎さん

英語文化学科の四條ゼミ(3年・4年)では、「ホスピタリティ論」につづき、三菱重工相模原ダイナボアーズの竹花耕太郎さんをゲストスピーカーに迎え、スポーツビジネスにおけるマーケティング(集客、イベント企画など)についてワークショップ形式の公開授業を実施しました。授業には、竹花さんの出身ゼミである社会学部の細田ゼミの学生の皆さんも参加し、細田先生も交えた授業となりました。 授業の冒頭では、竹花さんがこれまでに実施してきた、小田急などの企業とのタイアップや、相模原市や神奈川県とのイベント施策の例をご紹介いただき、それぞれにどのような工夫や苦労があったのかについてお話しいただきました。

ダイナボアーズの実例を踏まえて、後半は学生が自身で「ダイナボアーズの観客・サポーターを増員するための施策を考える」というテーマで、学生それぞれがインディビジュアルワークに取り組みました。学生からは、竹花さんの想像の斜め上をいく意外なアイディアも提案され、もしかしたら今期のダイナボアーズのマーケティングに採用??ということになるかもしれません。果たして結果は、、どうぞお楽しみに!