教員紹介

国際文化学部教員コラム vol.203

2019.03.29 比較文化学科 大内 憲昭

韓国・最北端の駅:「都羅山駅」

 今年2月に1週間程、韓国・ソウルに出かけました。2年ぶりのソウルでしたが、昨年、3回の南北首脳会談が行われた結果、どのような変化が見られるのか、という関心がありました。
 
 ソウル滞在中は、「独立記念館」、元日本軍慰安婦のハルモニ(おばあさん)たちが共同生活をしている「ナヌム(分かち合い)の家」と併設されている「歴史館」、「植民地歴史博物館」「戦争と女性の人権博物館」等を訪れました。
 
 3月1日は「3.1独立運動」100年を迎える韓国ですが、ソウル市内にはそれを記念するポスターや展示物が見られました。
 

ソウル市の中心・光化門広場にある世宗大王像(後方)。手前は「3.1独立運動」および「大韓民国臨時政府樹立」100年を記念する塔
 

世宗大路に面して掲げられた白い横断幕には「金正恩国務委員長ソウル訪問歓迎」
 

上の右側の写真の隣にある横断幕には「米帝打倒 米軍追放」とある。
 

訪問した韓信大学のキャンパス内に貼られたポスターには「行こう 平壌」
 
 今回のソウル訪問では一番訪ねたかった場所は「都羅山駅」でした。韓国の鉄道の駅としては最北端にあり、そして一番非武装地帯に近い駅です(700m)。ソウル駅発10:15、都羅山駅着11:44。帰りは都羅山駅16:27、ソウル駅着17:49という往復1便の京義線を走る3両編成の電車です。都羅山駅は軍事境界線に近い民間人出入統制区域内にあるため、自由に当駅を利用することができず、手前の 臨津江駅で一度下車してパスポートチェックを受けて再度、乗車します。都羅山駅ではDMZ(Demilitarized Zone:非武装中立地帯)ツアーに申し込み、都羅山駅でバスに乗り、都羅展望台、第3トンネル(北朝鮮が掘ったトンネル)などを見学することができます。
 

ソウル駅の列車出発案内:「10:15」と赤い数字が発車時刻。「10:15 都羅山 DMZtrain」
 

乗車の際に渡されるプレート(「DMZ都羅山安保観光」とある)
 

途中、パスポートチェックのため下車した「臨津江」駅。左が「平壌 209km」、右が「ソウル 52km」とある。
 

都羅山駅構内に掲げられている「ユーラシア横断鉄道路線図」右端ソウルから出発し、シベリア鉄道(赤)に連結し、ヨーロッパへ、左端がポルトガル。
 

都羅山駅ホーム。奥がDMZを通って北朝鮮に繋がっている。その先に「板門店駅」(北)があるが、現在はここまで。
 
 比較文化学科には「ワールドスタディ」という科目があります。教員と学生が現地で学びます。今年の8月には5泊6日でソウルに出かけます。その時には南北朝鮮の分断の象徴である「板門店」に行く予定です。皆さんも比較文化学科に入学して一緒に出かけませんか。

 
 
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