10月30日（木）、英語文化学科では、オーストラリアの劇団Theatre Power Projectのトビー・マーティンさんとエラ・ジャズ・マクロカニスさんをお迎えし、英語劇『走れメロス』の公演を行いました。
公演に先立って、英語劇のワークショップが行われ、英語文化学科の2年生を中心に約30名の学生が参加してくれました。
初めての英語劇ワークショップに少し緊張気味の学生たちでしたが、アイスブレーキングのゲームで身体を動かすうちに、徐々に笑顔がこぼれるようになりました。
その後は、さまざまな役になり切っての動きの練習や『走れメロス』の王とメロスの台詞を使い、表情や動作と組み合わせた演技を体験しました。
普段の授業とは異なる全身を使ってのワークショップによって、英語を使って表現することの楽しさを実感する機会となりました。
日本ではだれもが知る太宰治の名作『走れメロス』が、トビーの翻案によりRun, Melos, Run という芝居として新たな生命を吹き込まれました。
今回は、6名の英語文化学科の学生がステージに上がり、大活躍してくれました。
観客たちは、本場の役者たちの聞き取りやすい英語と迫真の演技に自然と引き込まれ、メロスの困難に満ちた旅を見守りました。また、学生たちの演技に、会場は大きな笑いに包まれました。
今年度も大盛況のうちに幕を閉じることができました。この企画に参加してくださった皆様、ありがとうございました！
