2024.09.09. お知らせ

2024年度 第1回就活ゼミナールを行いました!

豊富な就職活動の指導実績を誇る英語文化学科教授の入江識元先生による、一般企業への就職を目指す学生を対象にした特別なセミナー「第1回就活ゼミナール」が、7月19日金曜日の第5講時に、3号館2階の3-202教室にて開催され、「2割の勝ち組に入るために」をスローガンとして、就活のコツと自己分析のしかた、インターンシップ、自己PRのまとめかたについて講演が行われました。

人口減少社会で人材獲得競争が激しくなっている昨今、インターンシップが採用に直結するようになっただの、ますます就活が早期化しているだの、就活に関するいろいろな動きもニュースなどでよく耳にするようになりました。「いつから就活を始めたらいいの?」「何から就活を始めたらいいの?」と迷ってしまう学生も多いのではないでしょうか。

そんな中、入江先生はまず「二八の法則」の話から始めました。「ん?お蕎麦の話??」と最初筆者は思ってしまったのですが、もちろん、違いました!全体を構成する数値のうち8割は2割の少数によって生み出されているという説で、つまりは世の中偏っていてばらつきがあるということです。会社の人材にこれを当てはめると、会社全体の売り上げのうち、上位20%の生産性の高い社員が全体の80%を売り上げている、ということになるし、世の中の富の80%は富裕層の上位20%の人が保持している、ということになります。「ここにいる皆さんには20%のほうに入ってもらいたい!」と入江先生は学生たちに熱く訴えかけておられました。

最初は「先生がどんな話をするのやら」といった様子見の雰囲気も漂っていた会場ですが、入江先生の熱意にどんどん学生たちもヒートアップ。なかでも、バイオリズムマップを使って簡単に自己分析を完成させる方法は、難しいと構えてしまう自分史作成が隙間時間でできてしまうので、熱心にメモを取ったり、スライドを食い入るように見つめたり、スライドを写真に収めたりして、いつのまにか、熱い中にも楽しくお話される入江ワールドにみんなすっかりはまり込んでいました。

英語文化学科主催で開かれた「就活ゼミナール」ですが、比較文化学科の学生も参加してくれました。また、対象学年を3年生として開催されましたが、熱心な2年生も参加していました。入江先生はセミナーの中で、まず何をすべきか、ということを具体的に分かりやすく示してくださいましたので、今日の参加者はそれぞれ自分の将来を思い描きながら、きっと充実した夏を過ごすことになるでしょう!